水廻りトラブルで地元を再発見。

留守中の漏水の再発防止のため、給水給湯管の引換え工事

広島県で稼働しておりますサービススタッフのHと申します。

今日は山口県萩市のお客様宅で、給水給湯管引換え工事にお手伝いで参加しています。

以前留守中に漏水し、近所に住む親戚から連絡を受けたとの事。家を空けがちなご夫婦は再発を心配して老朽した給水管の刷新をお決めになりました。早速工事開始です。

先ずは旧蛇口を取り外します。浴室の壁付混合水栓1ヶ所、浴室内の洗濯機用水栓1ヶ所、洗面所の洗面台にある各単水栓(給水、給湯1ヶ所づつ)、トイレのタンク給水栓1ヶ所とトイレ内の手洗台に単水栓1ヶ所、台所の壁付混合水栓1ヶ所、外回り水栓柱2ヶ所の計9ヶ所です。加えて、今回ガス給湯器の交換も行います(ガス管の取外し、取付けはガス業者様に依頼済みです)。

この工事では3名(受注担当者、工事専門担当者、お手伝いの私)の作業者が従事しますので、予め情報を共有しておきました。

現場の住居は南西角に玄関、南東角に台所、水道メータは敷地南東角にあります。住居の東側は南から台所、浴室、洗面所。洗面所から廊下を挟んでトイレが位置しております。給湯器は浴室東側の外壁にあります。外の水栓柱は南西角(玄関西側)と台所南側の2ヶ所になります。

旧蛇口を外す者と、不要な外回りの配管を撤去する者とに分かれての作業です。

これで不要なものは取り除きました。これから配管を布設して参ります。

配管は先ず、敷地南東角の水道メータから西に向かい(約2m位)、外の水栓柱と台所蛇口側に分岐します。さらに洗面所側に分岐して伸ばします。この場合配管は台所南側基礎を通して(口径32コアドリルで穿孔。騒音でお騒がせ致しました。)床下を北へ伸びて行き、洗面所に向かって東へ曲げてから洗面所に向かいます。

そして洗面所の東側基礎から外へ出ます。東側外壁に辿り着いた配管は、上の洗面台水栓に向かう配管と北側のトイレに向かう配管、南側の給湯器に向かう配管に分岐し、壁を通り各水栓に接続致します。

給水管の次は給湯管の布設です。

浴室の東側外壁に給湯器が設置されており、浴室と台所に給湯致します(お客様の要望で、洗面台への給湯は使用頻度が低い為今回の工事で塞ぎます)。給湯器から出た配管は先ず浴室へ向かう配管と、台所に向かう配管に分岐します。台所へ向かう配管は、先程の給水管と同じく洗面所東側基礎から床下を通り、台所へ向かいます。

給湯器の取付け。配管の布設。水栓の取付けが終わり、給水試験と漏水の有無を確認しました。給湯器の試験も行い給湯温度、水量等の確認を行い工事完了です。

今回の工事は2日間に渡り、お客様にも御不便をお掛け致しましたが、お客様ご夫婦は久しぶりに萩の町を観光して夜は温泉を楽しまれたとの事です。私も子供時代に観光で来ましたが、比べ物にならない位に観光地として発達していました。

水廻りが使えないのはとても不自由な事ですが、こうした機会に身近な観光地を楽しんでみては如何でしょうか？この様な事でもない限り近場に泊まる事なんてないですものね。

最後まで御清覧頂き有り難うございました。