水道管の腐食

水道管の素材による腐食の進行度

ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は水道管の「腐食」をご紹介します。

現在では、地中に埋められる水道管は腐食しない樹脂管や埋設用ホースが用いられましたが、以前は皆さんが想像される「水道管」が使われていました。

鉄製のパイプですので地中の水分等の影響で腐食してしまわないように処理をするのですが、

それが不十分だと

こうなってしまいます。

写真は寒冷地で使用される「水抜き栓」と呼ばれるものですが、いざ使用する段になってレバーを引いた際に、

このように折れてしまいました。こうなると噴水の用に水が吹き出してしまいます。

止めるためには元栓を閉めるしかなく、家中の水が使えなくなってしまいました。

異変を感じたらすぐに点検を

家の築年数は約30年。鉄製の水道管だとどこのお宅でもこのような腐食が起きる可能性がありますが、こういった水道管腐食による水漏れは、水道料金の検針の際に指摘されることも多いです。

また、管の外側が腐食する頃には内側の錆付きが進んでいることも多いので、

「朝一番に蛇口を開けた際に色がついた水が出る」

などの異常が起きたら放置せずに一度点検されることをおすすめします。

今回の場合は穴を掘って水抜き栓を新しいものに交換させて頂きました。

水まわりのリフォームのご相談も増えてきています。

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