キッチンの蛇口のがたつきを放置して水漏れに

ワンホール水栓のがたつき修理のご依頼

東京都葛飾区稼働の永田です。

今回は、キッチンのワンホール水栓のがたつきを直して欲しいとのご依頼をいただきました。

その蛇口がこちら。

パッとみた感じ特に外傷とかはなさそうです。

ですが、触ってみると、グラグラと動いて、キッチンシンクと蛇口が３ミリほど隙間ができます。

３ミリというと小さいように聞こえますが、本来であればパッキンがあって、水が行かないようにぎゅーっと締め付けていて全く隙間がないように施工されている箇所のはずなのですが、、、

裏側から見てみましょう。

蛇口を裏側から見てみると水漏れが…

手を伸ばしてちょこっと触ってみると、かちゃかちゃと音がなるほど部品が遊んでしまってます。

お客様に簡単な構造説明をさせていただき、修理の方法をお伝えします。

施工の手順としては、蛇口を土台から外します。

土台が見えてくるので、一度土台を外して、蛇口の取り付け穴の状態を再度確認します。

取り付け穴自体は無事のようですね。

蛇口のがたつきが水漏れの原因に

お客様が気付いてから、1ヶ月ほど経ってしまっておりましたが、かなり気を付けて、水が行かないようにキッチンを使ってらっしゃったそうです。

見ていただいた通り、こちらの蛇口のタイプですと、土台をシンクに固定し、その土台に蛇口を固定するようなタイプになっております。

物によっては蛇口そのものにネジがついていて、取り付け穴にズボッと入れて、シンクの下からナットでぎゅーっと閉めていくタイプのものがあります。

土台をシンクに固定するタイプのものは、ぎゅーっとシンクに固定できるのですが、下からナットで固定するタイプですと、蛇口本体も一緒に回ってしまうことがあり、ギューっと強く締め付けて施工することが難しいのです。

なので、土台を固定してから蛇口をつけるタイプだと、本来は緩みにくくなっているのですが、どうやらこの蛇口を設置した段階で、土台の設置が甘かったのか、ガタガタしてしまったんですね。

水が行かないように最大限注意して使っていただいていたので、シンク裏側の木材に対する水濡れによる被害が最小限で止まっていたのですが、気にしないで使ってしまっていると、裏の木がボロボロに腐ってしまっていることがよくあります。

たかが蛇口のがたつき、と思わず、思い経ったらすぐ水道屋本舗までご連絡ください。