排水マスに大量の根っこの侵入

千葉県成田市稼働の野口です。水道屋のお仕事は、蛇口の水漏れ、給水管の水漏れ、はたまたトイレのつまり、台所のつまり、と様々なものがありますが、大きく分けると給水側と排水側の2つの問題になります。

今回は排水側の施工事例のご紹介です。

屋外だからこそ起こりえる、排水マス詰まりの原因

ご覧いただいている写真は排水マスと呼ばれるもので、お宅の中から外に流れてくる排水の合流地点に置かれるものです。ご自宅のお庭を見ていただくと「下水」などと書かれた丸い蓋が見つかると思います。

今回は宅内のトイレが詰まっているとのことでご連絡いただいておりますが、特に宅内は問題がなく、写真で茶色く見えるのは雑草などの根っこです。

一世代前の大口径マスが使用されており、このマスはどうしても排水管とのつなぎ目や、中の部品のつなぎ目があまり強くなく、強力な根っこなどは隙間から根をねじ込んできて、排水の流れを妨げてしまいます。

長い目で考え、より良い方法を提案

長期的な目線から、塩ビマスへの交換のご提案をさせていただき、お客様にご了承いただき今回は工事させていただきました。

工事の途中写真です。

このように、現在のマスは撤去し、新しく塩ビマスを設置させていただきました。写真では少しわかりにくいかもしれませんが、マスの蓋自体の大きさも半分ほどになりますので邪魔になりません。根っこを切断すれば一時的に回復しますが、夏になると、雑草の勢いは凄いもので、また同じように侵入してきてしまいます。

お客様から施工完了後に喜びの言葉をいただき、嬉しく思います。普段から排水を気にして生活するストレスを抱えながら生活するより、思い切って工事していただくのも一つの方法だと、改めて思わされた現場でした。

まずはお気軽に水道屋本舗へご連絡お待ちしております。