井戸水によるサビでトイレの水が止まらなくなっていました

地下水(井戸水)を使用していたことで起きたトイレの故障

お世話になっています。

今回の現場では井戸水を使用していた事が原因での出来事です。

地下水を利用されている地域は各地で多く見られます。日本でも地下水を利用したミネラルウォーターは良く販売され世界的にも馴染み深いものです。

一般のご家庭でも井戸ポンプを使い地下水を汲み上げ利用されているご家庭は多く見受けられ、水道水と違い無殺菌水のため除菌処置は必要ですが安全でコスト面では優れています。

ただし、井戸水には鉄分が多く含まれ金属を錆び易くさせる問題も有ります。現に鉄の水道管使用のご家庭で、サビが原因で漏水を引き起こされている現場も稀では無い事です。

今回の現場では、そんな井戸水使用のご家庭でトイレのトラブルと成ります。

小便器のフラッシュバルブの内部の部品が緑青や錆で・・・

こちらは男性には馴染み深い小便器のフラッシュバルブと成ります。

依頼内容は、小便器の水が止まらないと言う事で伺いました。

小便器の止水栓を止めて点検した所・・・

本体の中はサビでギッシリでした。

水が止まらない原因はこのサビが器具の可動を妨げたり隙間が出来て水が止まらなかったと考えられます。

今回はフラッシュバルブのみの交換で作業は終了と成ります。

サビの箇所はフラッシュバルブだけ？ほかにも給水管や給湯管は・・・？

問題はサビている箇所がフラッシュバルブのみなのか・・・と言う事です。

当然、他の蛇口や水道管にも同じ様にサビている事です。当然、放置して置きますと給湯器や各水栓にもトラブルが置き最悪は水道管の漏水で家屋にもトラブルが出て来ます。

今回のお客様にも十分な説明を行いました。水道管の寿命は30年と言われます。ただし井戸水使用の場合は各水栓機器に保証が付けられないケイスも有り、早目にトラブルが起きる可能性も有ります。

井戸水は夏は冷たく冬は暖かく地域にや条件次第では美味しく頂けます。

それでも、十分に気を付けて下さい。